●ドライアイ
涙が何らかの原因で減少すると角膜表面が露出したり結膜が乾いたりして、視力低下、眼の痛み、疲れやすい、頭痛などいろいろな症状がでます。
また、角膜や結膜に酸素不足がおこりコンタクトレンズの安全な装用ができなくなります。
ドライアイは、初期症状はとてもあいまいで、病気としての認識がまだまだ低いのが現状です。
しかし現代では眼を酷使する場合が多くなっていて、800万人がドライアイで悩まされているそうです。
眼に異常を感じたら、日常生活をより快適に過ごすためにも、ぜひ一度眼科医にご相談ください。
●ドライアイの原因
- ・涙の質、量の低下
加齢、ストレス、慢性関節リューマチ、糖尿病、そして免疫の異常による全身病で涙や唾液などがでにくくなるシェ―グレン症候群、ある種のお薬などでもひき起こされることがあります。
- ・まばたき回数の減少
コンピューター、運転など比較的集中力を要する作業によってひき起こされます。
人間は、通常は1分間に20~30回程度まばたきを行っていますが、コンピューターなどの作業をすると1分間に5回程度にまで減ってしまうそうです。
まばたきは、眼の表面に一定量の涙を送り込む働きをしていますから、まばたきをしないと、涙が眼のすみずみに行きわたりません。
- ・涙が蒸発しやすい
乾燥した部屋、飛行機の中など湿度の低い場所を指しています。
エアコンの風を直接目に受けることなども関係してきます。
●涙の働き
涙は何もしなくとも主涙腺において毎日2~3mL作られ、眼の表面を一様にうるおした後、古い涙はまぶたの内側の涙点へ流れ、涙小管、鼻涙管をとおり、鼻腔へ流れ粘膜に再吸収されることを繰り返しています。
涙は天然のいい目薬であって、次のような働きがあります。
- ・眼の表面を外界から守り、乾燥を防ぐ。
- ・ゴミやホコリを洗い流す。
- ・細菌などを殺し感染を防ぐ。
- ・角膜に酸素や栄養を届ける。